- いのちの目的第五は、伝道<教会便り 2003年7月号より> -
 神はご自分の喜びのために私たちをお創りになられたので、私たちのいのちの目的は神の喜ばれることをすることです。では、何が神の喜ばれることでしょうか。このシリーズではすでに礼拝、交わり、訓練、奉仕を考えてきました。このシリーズの最終回は「伝道」です。

 伝道とは何でしょうか。伝道は自分がうけた福音のメッセージを他の人にも知ってもらおうとする努力です。求めて来る人に伝えるだけではなく、求めていないように見える人にも伝えようとします。全ての人が福音を必要としていることがわかっているからです。

 なぜ私たちは伝道をするのでしょうか。第一に、他の人々も救いを必要としているので自分だけが救われ安心しているわけにはいきません。独占は人間性に欠けることです。人類にとってよいことであれば、それを他の人々と分ち合うのは当然なことではないでしょうか。ノアの洪水が起こる前、彼は一生懸命人々に伝えました。彼が人々を愛していたからです。残念ながら人々は彼を侮りました。第二に、キリストのご命令(大宣教命令)であるから伝道します。私たちを愛しておられるキリストの命令に従います。

 私たちが伝道するとき、何を伝えればよいのでしょうか。善い行ないは善意を伝えますが、善意だけでは不十分です。福音のメッセージが必要です。そのメッセージは、1コリント15:3−4に記してあります。福音は人のたましいを救う神の力です(ローマ1:16)。

 このアメリカにあって日本語を話す人々に、どのように福音を伝えればよいのでしょうか。誰もができることは、祈る、関わる、誘うことです。伝道は祈りから始まります。聖書人物の中で、祈りながら伝道し、指導されたのはイエス様であり使徒パウロでした。祈らないで伝道しようとすると、企画や行事をしますが、的を得ない行動を起こしやすく忙しさのわりには結果が出てきません。ですから自分の周りにいる人のために祈り始めることが肝心です。主はあなたの祈りを待っておられます。あなたの家族のため、あなたの友人のため、あなたの近所の人々のため、祈り始めると主は扉を開いて下さいます。主は祈る人に最も効果的な伝道方法を教えてくださいます。

 次に人々との関わりを持つことです。人との絆(きずな)を作る努力です。たとえば人の必要を満たすことができます。ある宗教は人々を勧誘するために親切をします。しかしその宗教に入らないことがわかると即座に以前の人間関係は中断されてしまいます。しかし神が導かれる絆はすべて大切な人間関係ですから打算的に考えるわけにはいきません。

 祈りながら人々と関わっていると、誘いのことばが自然に出てきます。新約の福音書には多くの人々がイエス様に導かれていますが、その中で85パーセントの人々は、自分から進んでイエス様のところに近づいたのではなく、他の人に連れられて近づいたと言う統計があります。アンデレはお兄さんのペテロをイエス様のところに連れて行きました。親しい関係ができていても誘わないのは勇気が不足しているのではなく、祈りの欠乏が原因ではないかと思われます。というのは、人をイエス様に紹介するにはイエス様とあなたとの絆がないと、その人をイエス様に紹介することは困難だからです。愛の絆を失った時は、祈りによって回復すべきです。

 いのちの目的について六回に渡って考えてきましたが、今回でこのシリーズを終了致します。五つのいのちの目的を見いだした人は幸いです。このことについてもっと知りたいお方はガーデナ平原バプテスト教会にお問い合わせ下さい。
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