- 他の人との関わり<教会便り 2006年5月号より> -
 他の人との関わりが往々にして、私たちの生き方を変えます。預言者ヨナは、敵国アッシリヤを嫌って極力避けようとしました。神は彼の嫌悪な態度を変えようとされ、様々な方法を用いられました。ヨナにとっては嫌な「他の人」であっても、アッシリヤ人は神にとっては大切な存在であったからです。

 英語部では礼拝説教のシリーズとして「他の人」と言う題を取り上げ、4月下旬から十回に渡ってメッセージをします。日語部の礼拝では同期間に「世界宣教の幻(上)」と言う題を取り上げ、十回のシリーズを始めました。「他の人」と言う題のメッセージは5月、6月、7月の日語部会報に投稿することにします。他の人との関わりには三段階ありますが、今回は第一段階の関わりです。この段階には三つの要素があります。

 まず私たちは、他の人を受け入れなければなりません。キリストは、ありのままの私たちを受け入れてくださいました。ビリーグラハム伝道集会で「招き」がなされる時、聖歌隊が必ず歌う讃美歌はJust As I Am(聖歌271番)です。神がありのままの私を受け入れてくださるように、私たちも他の人を受け入れるべきです。「キリストが神の栄光のために、私たちを受け入れてくださったように、あなたがたも互いに受け入れなさい」(ローマ15:7)。受け入れるためには、自分が低くならなければなりません。キリストは「ご自分を無にする」まで低くなられました。低くなれば必ず受け入れることができます。受け入れれば必ず神の祝福が注がれます。これは神の約束です。

 次に私たちは、他の人と和合して生活すべきです。特にクリスチャンの集まる神の家(教会)においてはなおさらのことです。「互いに一つ心になり、高ぶった思いを持たず、かえって身分の低い者に順応しなさい。自分こそ知者だなどと思ってはいけません」(ローマ12:16)。「愛は高慢になりません」とありますが、高ぶった思いを持つ人と和合するのは難しい(或いは、不可能な)ことです。財産、地位、学識、知識、健康等が高ぶった思いを起こすことが少なくありません。私たちが高ぶった思いを持つと、他の人は私たちから遠ざかります。反対に感謝の思いを持つと、他の人は近づいてきます。感謝の思いは心を低くしないと、持つことができません。

 そして私たちは、他の人と「御霊の一致」を保つ協力をすべきです。御霊の一致(エペソ4:1〜6、ピリピ2:2)はクリスチャンが作り出すものではなく、神の作られた既存のものです。すでにある一致を維持するのです。ではどのように協力すればよいのでしょうか。神は、次のように具体的な指導をしておられます(エペソ4:2)。他の人に対して謙遜でありなさい。柔和でありなさい。寛容でありなさい。愛をもって忍耐しなさい。このような努力をするならば、最高の生活環境(御霊の一致)が維持されます。
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