「主イエスに祈るリーダー (1)」
<教会便り 2008年3月号より> - 西本 シリル師 -
※ 今月から西本シリル先生の2月17日の礼拝メッセージをシリーズでご紹介します。先生は牧師ご一家の中で成長され、ご自分の目から見た牧師としての父親をどのように見ておられたか、またどのような影響を受けてこられたかをメッセージから見てみましょう。
もしあなたが、その人がよいクリスチャン・リーダーであるかどうかを知りたいと思うなら、あなたはその人の個人の祈りの生活以外のものに目を留める必要はないと以前から言われています。わたしもそのことに同意します。というのは私もそういうことの言える一人だからです。あなたが今そのことに同意できなくても、私の説教の後にはおわかりになることだとおもいます。 日語部の皆さんは私のことを恐らくご存じないと思いますが、私の母のモーリーのことなら知っておられるでしょう。彼女は今でもピアノやオルガンの奏楽者として日語部も含めて教会の奉仕をしております。また、中には私の父の西本春海を覚えておられる方もいらっしゃるかもしれません。父はこの教会の牧師として、1950年から1980年まで仕えました。 私はこの教会で育ち、日曜学校にも行きました。また10歳の時に私の父より洗礼を授かりました。10代の時には、聖書クラスで教え、ユースの活動を指導し、また日曜の夜の集会では説教もしました。私はこの経験を通して、リーダーシップに関するたくさんのことを学びました。神様はこの時私をリーダーとして、整えてくださったのです。 私はイェール大学を卒業し、さらにコロンビア大学のロースクールを卒業した後、ニューヨークにある社会サービスを必要とする日本人ならびに日系アメリカ人のための組織を立ち上げる援助をしていました。私はその組織であるJapanese and American Social Service Inc.(JASSI)のディレクターとして15年以上働きました。それから、主は私をLAに呼び戻し、IWAという組織のエグゼクティブ・ディレクターとしての仕事を与えられました。“いわ”とは“救いの岩”であるイエスキリストのことです。 この組織はクリスチャンの組織であり、25年以上にわたって、古来の伝統を持った日本人やアジアの人々に対して新しくかつ微妙な文化的方法をもって効果的な伝道や牧会を生み出してきました。私はこの組織で10年以上働いております。 私の父は私の一生の仕事を選ぶことに関して私に多大な影響を与えた人です。私は父がどのように説教したかだけでなく、どのように聖書研究や祈祷会を導いていたかも覚えていますし、また、結婚式や洗礼式、お葬式を執り行ったことも、更に父が英語クラスや市民権取得クラスを教えていたことも、また運転免許試験に合格するための助けなど、とにかく助けを必要とするどんな人にも仕えていたことを思い出します。彼こそ本当の仕えるリーダーと言えるのではないでしょうか。 そして私ですが、今まで職業にたずさわってきた期間の半分をJASSIで日系人のためにその実生活や、社会面での助けを行ってきました。そして、残りをIWAにおいて日系人の霊的な必要を満たすことに携わってきました。 どういうわけか神様は4人の兄弟の中の3番目の子供である私を選び出し、父の跡を継がせたのです。そして私は私も父が残してくれた遺産、すなわち彼の様な仕えるリーダーになることが出来るということが見えたのでした。 (続く) |
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