「主イエスに祈るリーダー (3)」
<教会便り 2008年5月号より> - 西本 シリル師 -
※ 西本シリル先生のメッセージから引き続き、掲載しています。第一回目から先生はお父様の西本春海牧師の姿を通して、どんな時でも神様に祈ることを私たちに奨めてくださっていますが、私たちの目から見て、どんなに不可能のように見えることでも、神様の意思が働く時に私たちの理解を超える出来事が起こります。そしてそれは祈りから来るのではないでしょうか。
そして私はもう一方の手を父の頭に置き父の脳の損傷が癒され、肺炎も癒されて意識が戻るようにと祈りました。 私は父を見ましたが、何の変化も起こっていないようでした。ただ手を握る反応があるだけでした。しかし私は神が私にここでなすべき事をさせているのだという事がわかりました。私は父のわずかな手の握り締めを感じながら、そこで立ち尽くすだけでした。私は父に愛している事を伝えましたそうすると父が何を言おうとしているかがわかりました。 わたしがそこから立ち去る前に、もう一つし忘れた事があるのを思い出しました。それはイエス様が聖書の中で癒しを行った箇所を読んでおく事でした。そこでイエス様は人々によく人々に次のような命令をされているのに気付きました。例えば「腕を伸ばしなさい」とか「あなたの罪は許された」とか「床をたたんで歩きなさい」などです。 そこで私は何かドラマティックなことが起こる事を期待しました。しかしその場で私の言える事は「目を覚まして」という事だけでした。でもそこでは父が目を開けたり起き上がったりする事はなかったのです。ただ父はそこで手を握り続けるだけでした。しかしその日の午後、あるすばらしい事が起こったのです。 私の家族が父の担当医に会ったとき、彼はとてもうれしい報告をしてくれたのです。初めてお医者さんに反応を示したということでした。お医者さんが彼に目を開くようにといったとき、ちちはお医者さんの手を握り、まぶたを震わせたようです。お医者さんは「小さな奇跡が起こった。」といいましたが、私たちにとっては大きな奇跡でした。神は彼を意識不明の状態から回復させたのです。 わたしの友人である、そのお医者さんは最初は回復の希望をまったく持てず、モルヒネを父に打つことを勧めたのでした。若い人であっても、意識不明の状態になっても3日以上経って後意識を回復することはまれです。けれども85歳の人が11日間も意識不明になって回復したことはまったくの奇跡としか言いようがありません。このことを通して、イエス様に祈るということがどれほど意味のあることか、かつて私が思っていた以上に私にはわかったのです。 その後2日間で、父の生命の兆しは更に強くなってゆきました。父の白血球の数は普通の状態に戻りました。ま他、父に尋ねたことに対して、うなずいたり、首を振ったりするようになりました。3日間の間、神は私と私の家族が父との交わりを持つ特権を与えてくださったのです。そして神様は父を御許に召されたのです。 私はこの時驚きと悲しみの中にありましたが、神様が私の祈りに答えてくださったことがわかっていました。すなわち父を意識不明の状態から回復させ、私と家族に父に別れを告げることをさせてくださったのです。 彼は死にました。けれど、神様は御恵みを持って、私たちに別れを告げさせてくださったのです。言うまでもなく、父はイエス様に祈ることがどんなにすばらしい力をいただけることかを教えてくれたのです。どのようにして、父はこのようなすばらしい勝利に満ちた人生の大切な秘訣を見つけることが出来たのでしょう。もちろん主の主であるイエス様から学んだに違いないと信じています。 (続く) |
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